独学で勉強する女性

保育士の資格は独学で取得可能?


どうやって保育士試験の勉強をする?

保育士の資格は指定保育士養成施設、つまり保育系の大学・短大・専門学校等に通って卒業すれば取得できますが、それ以外にも保育士試験を受けて合格することでも取得できます。

確実に資格取得したいなら指定保育士養成施設に通う方がおすすめなのですが、すでに社会人として働いている方や、現在30代、40代といった年齢になっている方だと、今から学校に入学して2年以上通うのは難しい場合もあるでしょう。

その場合は保育士試験に挑戦して、自力で保育士資格を取得して保育士を目指すことになります。

となると、当然ですが試験に合格するために勉強をしなくてはいけませんね。ここで迷うのが、どうやって勉強するかという事でしょう。

一般的に資格取得のために勉強するといえば、

  • 資格スクールに通って勉強する
  • 通信講座で勉強する
  • 参考書などを使って独学で勉強する

のいずれかの方法になると思います。

本来なら資格合格を目的としているスクールや通信講座を利用した方が効率的に勉強できて合格率も高まりそうですが、中には独学での資格取得を目指したいと思っている方も結構いるのではないでしょうか。

独学には

  • 気軽に始められる
  • 自分の好きな時に好きなだけ勉強できる
  • 費用を最小限に抑えられる

といったメリットがあるため、あまりお金を掛けたくない人や、自分のペースで勉強したい社会人に根強い人気のある勉強法です。

しかし独学で資格取得するとなると、果たして独学で通じるのか?という不安も出てきますよね。本当は独学で頑張りたいけど、無理そうなら講座を受講するしかないかな…とお考えの方もいるかもしれません。

保育士の資格は独学で取得可能なのでしょうか。

保育士試験は難しい?

保育士試験の難易度については

保育士試験の難易度

の記事を参考にしていただきたいのですが、合格率でいうと20%ちょっとなので、少なくとも簡単に取得できる資格ではないです。

しかし保育士試験には段階的に合格を目指せる制度があるため、2年、3年掛けてもいいという事であれば、さほど苦労することもなく取得可能だと思います。1回で合格を狙わず、最初から数年かけるつもりで計画を立てる人もいます。

それに平成28年度以降これまで年1回だった試験が年2回実施されているので、挑戦できる回数が多くなった分取得までの期間も短縮できるでしょう。

もし一発合格を狙うのであれば、やはり合格率2割なりの難しさにはなります。具体的に言うと、科目数が多いため勉強する範囲が広くて苦労します。

とはいえ公認会計士や司法書士のような超難関と言われるようなレベルではありませんから、一発合格を狙うにしても独学でも十分に取得可能と言えるでしょう。

独学で試験勉強するメリット

では、独学で資格取得を目指すメリットとデメリットを見てみましょう。

まずは独学のメリットからご紹介します。

掛かる費用が安い

独学を選ぶ人の多くはこの費用面のメリットがあるからではないでしょうか。

独学で掛かる費用はテキスト代と受験料くらいです。本屋で参考書と問題集を買ってきても1万円弱で揃えられるでしょう。学校や通信講座を利用するのに比べて大幅に学費を抑えられます。

なるべくお金を掛けたくない方や、まとまったお金は無いけど試験勉強を始めたいという方には大きなメリットとなります。

自分のペースで進められる

独学は自分の好きなペースで勉強できます。得意な科目はさくっと、苦手な科目はじっくりといったような勉強の仕方もできます。

そして何より勉強する期間を自由に設定できるのが大きなメリットです。例えば合計100時間勉強するとして、いつどれくらいやるかの配分はライフスタイルや目標に合わせて自由に決められます。

仕事の後や家事の合間、スキマ時間を使ってコツコツと勉強して長期間での合格を目指してもいいし、朝から晩まで一気に勉強して数週間~1ヶ月の短期集中で頑張ることだってできます。

少なくとも事前にカリキュラムが決められているスクールではこうはいかないですよね。

いつでも好きな時に始められる

参考書を買ってきた時点ですぐ勉強を開始できますから、年間を通して好きな時にスタートできます。入学手続きや資料請求の手間もありません。

お金もそう掛からないので、思い立ったらすぐに始められます。

好きな場所で好きな時間に勉強できる

独学なら、テキストさえあれば自宅でもカフェでも電車内でもどこでも、そして朝起きた時でも夜寝る前でも好きな時に勉強できます。

自分のライフスタイルに合わせて勉強しやすいというのがメリットです。

独学で試験勉強するデメリット

次に、独学のデメリットをご紹介します。

自由過ぎて何から手を付けていいか分からない

独学は自由度が高すぎて逆に戸惑ってしまう事も少なくありません。最初にしっかり計画を立てておかないと、非常に効率の悪い勉強法になってしまう危険性があります。

スクールや通信講座ならカリキュラム通りに進めればいいだけなので、自分で計画を立てて実行するのが苦手なタイプの人はそちらの方が向いているかもしれません。

モチベーションの維持が難しい

独学は最初から最後まで一人で行います。励まし合う仲間や応援してくれる講師もいないので、どうしてもモチベーションを維持するのが難しくなります。

つい勉強をサボってしまったり途中で諦めてしまっても誰も何も言わないので、常に自分自身で気持ちを奮い立たせなくてはいけません。

最新の情報に疎い

資格にまつわる法改正の情報は見逃してはいけません。スクールに通っていれば講師が常に最新の情報を教えてくれますが、独学の場合は常に自分でチェックしなくてはいけません。

特に数年前の古いテキストを使って勉強していた場合、間違った知識を身に付けたままになってしまいます。

また受検資格や試験実施回数の変更など、受検に関する最新情報や変更点についても常にアンテナを張っておく必要があります。

止めるハードルが低い

スクールなら途中で辞めるのは抵抗があるでしょうし、通信講座の場合もそれなりのお金をかけているので、「止めるのはもったいない」という気持ちが多少のストッパーにはなってくれます。

しかし独学の場合は初期費用が安いため資格取得を諦めたとしても損失が少なく、また誰にも迷惑を掛けないので気軽に止められます。始めやすい分止めやすいんですね。

途中で挫折してしまわないよう、独学では最後まで強い気持ちを持つことが何より重要となります。

独学が向いていない人は

このように、独学には魅力的なメリットがある分いくつものデメリットもあります。

要は自分自身にすべてが掛かってくるので、自分を厳しく律することができる人には向いている勉強法ですが、怠けやすい人や意思の弱い人には向いていません。

安く手軽に始められるのはメリットですが、自分には独学は無理かもと思ったなら最初から素直に別の方法を選んだ方がいいかもしれませんね。

上記で資格講座の情報をチェックしてみてください。

自宅で自分のペースで勉強するのはすぐ挫折しそう、という方には資格スクールがおすすめです。いわば半強制的に勉強できるので三日坊主の人でも続けやすいです。

ただ、当初独学を検討していたのであれば費用が高額なのがネックになると思います。なのでそんな方にはスクールほどは高くなく、独学よりも続けやすい通信講座がおすすめです。

通信講座なら独学と同じく好きな時に好きな場所で勉強できるので、育児中のママさんでも勉強しやすいですよ。