主婦

主婦から保育士を目指す


主婦から保育士になりたい

今から保育士として働きたいと思っている人の中には、現在主婦をしているという女性もいるでしょう。

過去に保育士として働いていた場合は復職という形になりますが、そうではなくて、保育士経験無しで一から保育士を目指そうという主婦の方もいますね。

  • 育児が落ち着いたから何か仕事を始めたい
  • 保育士になるのが夢だったから今からチャレンジしてみたい
  • 人材不足の今は保育士を目指すベストタイミングだと思った

など、保育士を目指す理由は人によって様々だと思います。

保育士というと学生の頃から進路を決めてその道に進む人が多いですよね。保育系の学校を出てそのまま保育園に就職というのが一般的な流れです。

なのでこれから保育士を目指そうという主婦の方は、「主婦になってからでも保育士になれるのかな?」と心配に思われるのではないでしょうか。

年齢の問題、時間的な問題、費用面の問題、就職先に関する問題など、主婦から保育士を目指すにあたり不安要素は色々とありますよね。

果たして主婦から保育士を目指すというのは現実的なのでしょうか。

保育士資格を得る方法は2パターン

まず保育士として働くには保育士の資格が必要になりますが、保育士資格の取得方法は2通りあります。

1つ目は保育系の学校に進学して卒業と同時に資格を取得する方法、そして2つ目は保育士試験を受けて合格する方法です。

1つ目は先ほども言ったとおり一般的なルートです。保育の短大や専門学校、大学に入学すれば、卒業とともに保育士の資格を取得できます。

2年制の短大や専門学校なら最短で20歳、4年制の大学なら22歳で就職できます。もちろん大人になってからでも入学できるので社会人や主婦でも大丈夫です。

保育系の学校に通えば時間を掛けて広く学べるし、卒業すれば資格を取得できるので、確実に保育士資格が欲しいならこちらの方法が最適です。

ただ、今から通うとなるとお金や時間の問題があります。学費は専門学校でも200万円前後は掛かりますし、平日5日間びっちり通うのは主婦としては難しい部分もありますよね。特に小さいお子さんがいるならかなり厳しいと思います。

そういった理由で専門学校や短大に通うのは難しいという場合は、2つ目の保育士試験を受ける方法がいいと思います。仕事を続けながら保育士資格取得を目指す社会人もこちらの方法で取得する人が多いです。

試験を受ける方法なら独学で勉強して取得することもできるので、家に居ながら資格取得を目指せます。家事や育児をしながら空き時間で勉強できるので主婦にもぴったりですよね。
資格スクールに通って短期集中で取得を目指す人もいれば、完全独学や通信講座を利用して自分のペースでのんびり取得を目指す人もいます。そうした自由度が高いのも保育士資格取得で保育士を目指す方法のメリットの一つですね。

それにこちらの方法なら通学に比べて費用もかなり安く抑えられるので、金銭面でのメリットもあります。

お金と時間に余裕のある人は専門学校や大学に通う方法、費用を抑えて自分のペースで資格取得を目指したいなら保育士試験を受験する方法を選ぶといいでしょう。

保育士に年齢制限はないの?

主婦でも保育士資格を取得できるのは分かったとして、問題は就職先が見つかるかどうかですよね。せっかく苦労して保育士の資格を手に入れたのに、肝心の働き口が見つからないのでは意味がありませんからね。

主婦から保育士を目指すとなると20代後半~30代、40代くらいで就職するということになりますが、そうなると気になるのは年齢でしょう。新卒で就職する子達は20歳~22歳ですから、30代以降で業務未経験となると採用してもらえるのか不安だと思います。

保育士には年齢制限がないので、資格さえあればだれでも働けます。とはいえ実際に採用してもらえるかどうかは別問題です。

確かに30歳を過ぎると20代のときよりも正社員就職は難しくはなってきます。保育士経験があれば30歳でも問題無く転職できますが、資格はあるけど業務未経験となるといきなり正社員で採用してくれる園は少ないかもしれません。

ですが保育士という仕事柄、40代、50代といった年代の人は若い保育士とは違った需要があります。

短大を卒業したばかりの若い保育士にとって、たとえ保育士経験は浅くても人生経験が豊富なベテラン世代はとても頼りがいがあります。

また子供を預ける保護者としても、若い保育士よりも年齢が高い保育士、特に子育て経験のある保育士だと安心して任せられるという声はよく聞きますね。

そのため他の仕事と比べると、保育士という仕事はある程度歳をとってからでも復職しやすい珍しい仕事と言えるかもしれません。

それに今は保育士不足が深刻な状況ですから、従来よりも採用のハードルは下がっています。ですから30代業務未経験でも、今なら正社員採用してくれる園は見つかりやすくなっているかもしれません。

家庭と両立しながら働きたいのならあまり正社員にはこだわっていないかもしれませんが、もしどうしても正社員で働きたいということであれば、

  • 保育士バンク!
  • 保育ひろば

といった保育士就職・転職支援サービスに相談してみてください。

登録者の年齢やスキル、希望に合った仕事を紹介してもらえるので、業務未経験・30代以降でも正社員で働ける仕事がないか聞いてみるといいでしょう。

保育の仕事は若くないと体力的に厳しい?

保育士といえば、子供と一緒に走り回ったり子供を抱っこしたりと体力的にハードな仕事です。

お子さんのいる主婦の方なら育児の大変さを身を持って感じているでしょうから、「一人でも大変なのに何十人もいっぺんに面倒見るなんてできるのかな…」と不安に思われるのではないでしょうか。

確かに保育士の業務は足腰に負担がかかるものが多く、30代ならともかく40代、50代の主婦にとってはキツイかもしれません。実際に腰痛やヘルニアに悩まされる保育士も多いですしね。

しかし、保育士は何歳まで働ける?の記事でもお話ししているとおり、ベテラン世代にはベテラン世代の働き方というものがあります。保育士の仕事は体を動かすだけがすべてではないんです。

現実として世の中には40代、50代、60代の保育士もたくさんいてまだまだ現役で頑張っていますから、やってできないという事はありません。

事務職などデスクワーク中心の仕事に比べたら体力的にキツイ仕事にはなりますが、どうしても保育士の仕事がしたい、保育士の仕事が好きという人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。個人差はありますが決して不可能ではないですよ。

保育士は家庭と両立しながら働ける?

保育士を目指す主婦の方は、ここが一番気になる部分かもしれません。

もし正社員になってフルタイムで働くとしたら、家族の協力は必須です。残業もよく発生するし、体力的にもハードなので帰ってから家事をするのもとても大変です。

家事だけをこなすならともかく、子育てもあるとしたら正社員で働くのはちょっと厳しいかもしれません。

ご両親やお姑さんに子供の面倒を見てもらえるとか、旦那さんに家事を手伝ってもらったり子供のお迎えをお願いできるのであれば働くことは可能でしょう。

しかし実家が離れているとか旦那さんの仕事が忙しいなどの理由から家族に頼ることが難しいのであれば、せめてお子さんが小学校に上がるまで待った方がいいかもしれません。

家庭との両立ができるか不安という場合は、正社員ではなくパート勤務の方が働きやすいと思います。パートならお昼過ぎに帰る事もできるので夕飯の支度や子供のお迎えもできますね。

また時短勤務が可能な保育園があればそれもいいですね。時短勤務で働かせてくれる保育園はなかなか少ないですが、もし見つけられたらライフスタイルに合わせて働くことができるでしょう。

あとは自分の子供を自分の勤務先の保育園に預けてしまうというのも一つの方法です。これなら働きながら様子も見れるし、安心感はありますね。

ただ自分の働く保育園に子供を預けるのは他の園児との距離感が難しくなるとか、他の保育士の視線が気になるといった理由から嫌がる人も少なくないですね。また保育園側で禁止されている場合もあるので、もしこの方法をとりたいなら事前に確認しておきましょう。

やりがいのある保育士の仕事がしたい!

保育士はとてもやりがいのある仕事ですから、多少条件面が悪くてもどうしても保育士の仕事がしたいと思っている主婦の方も少なくないと思います。

ただお金を稼ぎたいだけなら他にも家庭と両立しやすいパートはたくさんありますが、せっかく働くならやりがいも重視したいですよね。

特に若い頃に何らかの理由で保育士の道を諦めてしまったという人は、これがラストチャンスとばかりに何としても保育士になりたいと頑張っているかもしれません。

保育士資格を取得するのは簡単ではないですが、頑張る価値はあると思います。これから保育士を目指すという方は、ぜひ頑張ってみてくださいね。